わたしの好きなポルシェは、911シリーズの中の993型(Type993)です。

その理由を記すと、他の911と比較しながら説明しなければならなくなり長くなります。
まず911型ナローについてですが、大好きなのですが程度の良い個体を探すことがきわめて困難です。
特に1973年型の911RSは、日本で言うとハコスカの2000GT−R並かそれ以上に伝説的な車です。
このタイプを完全にレストアして乗りこなすと、「渋い」この上ありません。

また、フルオリジナルの911Sでも希少性はきわめて大となります。また、このタイプは、サビに弱く中古で購入するときは注意が必要です。
次に930型ビッグバンパーですが、丁度スーパーカー・ブームの930ターボが人気だったときのポルシェで、日本でポルシェが一気に有名になった時代のポルシェです。
わたしも「ポルシェ」と聞いたらまず最初に、この930型を思い浮かべます。各部の作りも良く、今でもファンがたくさんいます。また、カミソリのような鋭い立ち上がりのエンジンは、この930型までとも言われています。
でも、ほとんどの場合エアコンのガスが、どこかで抜けてしまい効かないとのことで自分の所有する車としては二の足を踏みます。

それと、930まではオートマチックがありません。スポルトマチックと呼ばれる、シフトノブに内蔵されたマイクロスイッチで電気的にクラッチを切るものがありました。
964型は、まあまあ良いのですがテールランプが同色のレンズで一体化していて個人的には、もう少し色にメリハリのあるおいしいデザインの方が好みです。
でも、この964型からティプトロマチックと呼ばれるスポーティなオートマチック仕様がラインナップされ、大好評となり生産台数がかなり増えました。
値段の手頃な964型が、中古で市場にたくさん出回っています。ポルシェの入門車としてはなかなか良いと思います。
結局は、わたしも最初はこのモデルからスタートするかもしれません。

この964型や930型を73年型911RSに見せる外装パーツが通販などであります。このような改造はベリグッドだと思います。
993型は、空冷最後のモデルです。空冷エンジンも、もっとも改良された状態で搭載され、リヤの巨大なフェンダーに収まる大幅なタイヤとマルチリンクサスペンションは、癖のあるポルシェの走りをかなりの高次元なものにしました。
また、室内にスポーツカーらしいタイト感がある最後のモデルでもあります。
そして、ポルシェ911らしいあの大きな丸いメーターがずらりと並ぶ最後のモデルでもあり、あのようなインパネのデザインの生産車は、もう世界中でどこにも見あたらないのです。

テールランプのデザインも、歴代の911シリーズの中でもっとも好きなデザインです。

ただ、993からタイヤが一気にワイドになるので、タイヤ交換のことを考えると維持費が少々心配です。
996型は、進歩した水冷エンジンの911ですが、あの「涙目」と呼ばれるヘッドランプは、少々冒険しすぎたと思います。

水冷化した996型は、完成度がかなり高く故障が少なくなっていて、市場での価値が高く、中古でもなかなか値崩れがありません。
もし、破格の996が見つかれば安心して乗れるということで購入するかもしれません。
材質の強度ぎりぎりで高性能を絞り出している空冷エンジンの911は、5万キロでエンジンのオーバーホールをしなければならない場合があると言われています。
このことが、911の庶民の所有を拒否している大きな理由かもしれません。
997型は、カエル目にもどりとても良い911ですが、テールランプが無機質な感じで血の気がありません。最近のデザイントレンドなのでしょうが、個人的には930から993までの直線的なテールランプのデザインが好みです。

でも、実物を見ればとても良い車だと思いますが、価格が半端じゃありません。
このようなわけで、わたしの大好きは993型のティプトロとなります。
色は、ホワイト、イエロー、レッド、シルバーの順で好きです。
みなさんはいかがでしょう。
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