2007年08月02日

わたしの理想とする911は・・・

■わたしの理想とする911は・・・

 わたしの好きなポルシェは、911シリーズの中の993型(Type993)です。

993_s_f.jpg














 その理由を記すと、他の911と比較しながら説明しなければならなくなり長くなります。


 まず911型ナローについてですが、大好きなのですが程度の良い個体を探すことがきわめて困難です。

 特に1973年型の911RSは、日本で言うとハコスカの2000GT−R並かそれ以上に伝説的な車です。

 このタイプを完全にレストアして乗りこなすと、「渋い」この上ありません。

911_r72.jpg

















 また、フルオリジナルの911Sでも希少性はきわめて大となります。また、このタイプは、サビに弱く中古で購入するときは注意が必要です。


 次に930型ビッグバンパーですが、丁度スーパーカー・ブームの930ターボが人気だったときのポルシェで、日本でポルシェが一気に有名になった時代のポルシェです。

 わたしも「ポルシェ」と聞いたらまず最初に、この930型を思い浮かべます。各部の作りも良く、今でもファンがたくさんいます。また、カミソリのような鋭い立ち上がりのエンジンは、この930型までとも言われています。

 でも、ほとんどの場合エアコンのガスが、どこかで抜けてしまい効かないとのことで自分の所有する車としては二の足を踏みます。

930_b.jpg














 それと、930まではオートマチックがありません。スポルトマチックと呼ばれる、シフトノブに内蔵されたマイクロスイッチで電気的にクラッチを切るものがありました。


 964型は、まあまあ良いのですがテールランプが同色のレンズで一体化していて個人的には、もう少し色にメリハリのあるおいしいデザインの方が好みです。

 でも、この964型からティプトロマチックと呼ばれるスポーティなオートマチック仕様がラインナップされ、大好評となり生産台数がかなり増えました。

 値段の手頃な964型が、中古で市場にたくさん出回っています。ポルシェの入門車としてはなかなか良いと思います。

 結局は、わたしも最初はこのモデルからスタートするかもしれません。

964_r.jpg
















 この964型や930型を73年型911RSに見せる外装パーツが通販などであります。このような改造はベリグッドだと思います。


 993型は、空冷最後のモデルです。空冷エンジンも、もっとも改良された状態で搭載され、リヤの巨大なフェンダーに収まる大幅なタイヤとマルチリンクサスペンションは、癖のあるポルシェの走りをかなりの高次元なものにしました。

 また、室内にスポーツカーらしいタイト感がある最後のモデルでもあります。

 そして、ポルシェ911らしいあの大きな丸いメーターがずらりと並ぶ最後のモデルでもあり、あのようなインパネのデザインの生産車は、もう世界中でどこにも見あたらないのです。

993_imp.jpg






















 テールランプのデザインも、歴代の911シリーズの中でもっとも好きなデザインです。

993_b_r.jpg















 ただ、993からタイヤが一気にワイドになるので、タイヤ交換のことを考えると維持費が少々心配です。


 996型は、進歩した水冷エンジンの911ですが、あの「涙目」と呼ばれるヘッドランプは、少々冒険しすぎたと思います。

996_s.jpg



















 水冷化した996型は、完成度がかなり高く故障が少なくなっていて、市場での価値が高く、中古でもなかなか値崩れがありません。

 もし、破格の996が見つかれば安心して乗れるということで購入するかもしれません。

 材質の強度ぎりぎりで高性能を絞り出している空冷エンジンの911は、5万キロでエンジンのオーバーホールをしなければならない場合があると言われています。

 このことが、911の庶民の所有を拒否している大きな理由かもしれません。


 997型は、カエル目にもどりとても良い911ですが、テールランプが無機質な感じで血の気がありません。最近のデザイントレンドなのでしょうが、個人的には930から993までの直線的なテールランプのデザインが好みです。

997_y_fs.jpg
















 でも、実物を見ればとても良い車だと思いますが、価格が半端じゃありません。

 このようなわけで、わたしの大好きは993型のティプトロとなります。

 色は、ホワイト、イエロー、レッド、シルバーの順で好きです。

 みなさんはいかがでしょう。




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2007年06月13日

どうしてポルシェなのかというと・・・

■どうしてポルシェなのかというと・・・

 わたしの好きな車が、イタリアのフェラーリでもランボルギーニでもなく、どうしてドイツのポルシェなのかというと、それは、わたしの高校時代のある経験が発端となっているのです。

 わたしは、小学生のときから車が好きでした。父がニッサン・ブルーバード510の1300ccを購入したときに、その素晴らしさに感動して以来、わたしの車好きな心は常に進化し、現在にいたっています。

510型ブルーバード

 この510は、OHCエンジンとフロントにディスクブレーキ、マックファーソン・ストラット、リヤにセミトレーニングアーム、そしてポルシェタイプのサーボシンクロメッシュ・トランスミッションを搭載した、当時の世界的に高水準の自動車工学技術を満載していました。



 この車により、日本の車は一気に世界水準に高まったと言ってもよく、まさに日本の自動車史上に残る名車中の名車です。

■911との衝撃的な出会い

 さて、このよき時代に中学・高校生時代を過ごしたわたしは、車雑誌からたくさんのことを学びました。

フェラーリ365GTB4
 
 わたしにとって当時のあこがれの車は、デザインスタジオであるピニンファリーナ社の流麗なデザインを纏ったフェラーリ365GTB4デイトナとレーシング・マシンさながらのランボルギーニのミウラでした。


ランボルギーニ ミウラ

 ところが、その2台へのあこがれとは反対に車の雑誌に時々登場する、ドイツ製のポルシェという車が妙に不思議に見えました。



 当時のわたしには、写真で見るポルシェ911が、フォルクスワーゲンのビートルをつぶしたような車にしか見えず、カエルのような顔とさえないボディーカラーで、おかしなデザインのホイールをはいた、さほど速くない車くらいにしか思えませんでした。

 ところが、高校3年生の時のある秋の寒い日の朝から、わたしのポルシェへの思いは大きく変わったのです。

 いつもの登校する道を歩いていたわたしの後ろから、妙なエンジン音の車が近づいてきました。振り返ったときに見えたものは、クリーム色とも灰色とも思われるくすんだ白色のポルシェ911でした。

 ガラスも単なる透明なものにしか見えず、テールランプも簡素でリヤバンパーも小さく、決して高級車には見えない外観で、当時の国産車のグレードでいえばデラックスどころかスタンダード相当でした。

 それにもかかわらず、わたしの心は大きくときめきました。

ポルシェ 911

 そのボディの重心の低さと、タイヤがピタリと地に吸い付くように回転してゆくさま。

 そして全長・全幅・全高の寸法の見事なバランス。

 ドライバーの最適な着座位置とその視界の良さ、そしていかにも吸排気効率の良さそうなエンジン音とその鋭さと力強さ。

 アウトバーンで鍛えられた、世界最高のスポーツカーの、このまわりにオーラさえも振りまく実力と感性は、国産車ではとうていまねのできないもので、いまだに追い越せない部分ではないかと思います。

 車好きが高じて工業高校の機械科に入学してカーマニアを気取っていたわたしは、この今まで見てきた車とは全く異次元の車を見て震撼しました。

KPGC10型スカイライン2000GT-R

 その瞬間まで、わたしの好きな理想の国産スポーティカーは、KPGC−10のスカイラインGT−Rハードトップか、S30のZ432で、毎日多くの時間を費やして本を見たりしながらときめいていました。



S30型フェアレディZ432

 しかし、その911が通り過ぎていった、たった数秒でGT−Rと、Z432が普通の車より40馬力ほど強力なだけのただの車になってしまったのです。  





 それから、大学の工学部に入り忙しさで我を忘れていたときにスーパーカーブームがやってきて、ポルシェターボがマニアの羨望(せんぼう)の的となりました。もちろん、わたしもあこがれて車雑誌のポルシェターボのページをいくども読みました。

 それらのスーパーカーに関する記事をとおして、ポルシェの素晴らしさがあらためてよく分かったのです。

 カエル目のフエンダーの盛り上がりは直進安定性を得るためのものであり、特徴的なホイールは、鍛造アルミ(フォージドアロイ)の高級品であることが分かりました。

 また、エンジンをリヤに配置することにより、フロントノーズを下げることができ、水平対向エンジンは、重心を下げることに貢献しています。

 そして、世界中の道路を調査して、最適のボディ寸法を割り出し、エンジン、ドライバー等の重量物を理想的に配置した考えつくされた車だったのです。

 ポルシェは、奥が深く本当に魅力のある車です。

 車のWebページらしく、わたしのポルシェを讃美する言葉をもって、プロフィールとさせていただきます。

 現在、IT技術の進歩と環境の整備により、このように誰もがWebページを作成できるようになり、広く多くの人に情報を発信できるようになったことは本当に幸せなことです。

 わたしの愛車は、別の外車ですがいつか機会に恵まれたら、もちろんポルシェに乗りたいと思っています。ポルシェの素晴らしさを、このページで分かち合えることに心より感謝いたします。


                      


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タグ:ポルシェ
posted by 911Guy at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ■はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



     ■ ポルシェな夢想家 ■